人気だった日本限定のPen C mini「唐紅」が残りあと少しで完売!! ちょうど、そんなタイミングで入れ替わりでPen C の「唐紅」の商品化が間に合った。Pen C は胴軸の長さから本当に巷の文具店で販売しているボーペンやゲルインク、フリクションのリフィルが使えるが、miniでは多くはないが、リフィルの後ろ端をカットしなければならない。それはそれで自分でカスタマイズしている感があっていいのだが・・「Pen C で赤色はありませんか」という問い合わせに、どうしても「ありません」と回答するしかなかった。そのストレスから解放されるので、今回のPenC 「唐紅」の販売で、ホッとしている。
今回のPenC 「唐紅」の製作本数は200本。台湾側とわけわけで100本ずつの販売です。
Makuakeでの先行販売と、特約店への初回納品で、残りはほぼ半数の50本ほど。普段Pen C やPen C miniをご愛用の方の「色違い」購入も、とっても嬉しいですが、ANTOUの世界が広がる「初めて」の方の購入もたいへん嬉しいです。
1人でも多くの方が、便利でスタイリッシュ、ANTOUの目指す機能と美意識の融合を体験していただければ嬉しいです。
早朝に、あてもなく頭に浮かんだ言葉を書き出すようになって、はや12年ほどに。
最近でこそ、「ジャーナリング」と呼ばれるようになったが当時は"書く瞑想"のような行為。
所有する万年筆を「使う」ために始めた習慣は、出勤の準備などバタバタする前に
静かに自分の時間を持てるのが早朝のひと時だけだった。
最近は、自社が輸入代理店を務める台湾のインクブランド、藍濃道具屋が作る季節ごとの4色の限定カラーをそれぞれの万年筆に入れて楽しむ時間に。
手書きで文字を書くアウトプットは喋るのとよく似ていて、頭の中がスッキリするのが不思議。思考が整理される感覚もあり・・おすすめです。
2018年、カルバン・ライ氏により台湾の台中で創業された文具メーカーです。
創業当時より台湾では有名な万年筆愛好家グループ「筆閣」のメンバーとして様々な情報や意見を取り入れながら良質で手の届きやすい価格の商品開発を目指しています。古典インクや台湾固有の動植物、美しい風景などんいちなんだインクをプロデュースしています。
台湾の藍染は古来中国から伝わったと言われています。
藍染の特徴は、染めの繰り返し。その技法はかなりの重労働を伴う。台湾では、1942年を最後に一旦藍染専業業者が根絶えてしまいました。
1992年、一度途絶えてしまった「藍染」に国立台湾工芸研究発展センターが再び光を当てた。日本の徳島の藍染職人を台湾に招待し日本の伝統的な藍染技法を学び台湾の藍染文化を復活させました。
2014年に創業した「藍濃道具屋」は,伝統的な藍染技法を守りながらワークショップやイベントなどに参加し精力的に「藍染」文化を広めています。
「一人でも多くの人に藍染の色合いの美しさを知って欲しい」
そんな思いで立ち上げた万年筆インク・プロジェクトもその一つ。
「藍濃道具屋」のインクを通して藍染や台湾の伝統・文化を日本の皆さんに伝えていきたいと思っています。

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