UFFIZI STROZZI

UFFIZI STROZZI

「UFFIZI (ウフィツィ)」は英語のオフィスの語源とも言われているイタリア語。フィレンツェには、メディチ家の所蔵物をメインに展示する世界でも有名な「ウフィツィ美術館」があります。この美術館は、当時メディチ家が行政機関を集めた集合オフィスとして使っていた建物です。そこから、もし現代にストロッツィ家が存在していたら、「ストロッツィ家の執務室」ではどんな筆記具や机上の品々を使っていたのだろう。
「STROZZI (ストロッツィ)」はイタリアに実在した貴族の家系です。13世紀頃から18世紀にかけてイタリアにさまざまな影響をおよぼしたメディチ家。特にルネッサンスのころにはフィレンツエで、実質的な支配者として絶大な権力を持って君臨していました。そんなメディチ家に最後まで反旗を翻し、一度フィレンツェを追いやられた一族はナポリにて銀行業で財をなし、ふたたび戦いを挑んだ抵抗していたのがストロッツィ家だったのです。
巨大化したメディチ家に最後まで戦いを挑んだストロッツィ家。
・・・新しい価値を創造するために、業界の既成概念という大きな敵に向かっていく・・そんな思いを重ねています。

[Mai Senza マイセンツァ]第一弾は、イタリア語で「いつも一緒」の意味。気軽にインクも万年筆も持ち歩くことがコンセプトです。

ルネッサンスの頃のイタリアの「ストロッツィ家の執務室」をイメージして、すこし実験器具的な無機質なテーストでキットを仕上げています