台北のとあるビルの最上階で、年に1回、台湾を中心にアジア各地から本物の万年筆コレクターが集うという情報を事前にゲット。

午前中の商談を早めに終えて昼食後に会場へ向かうと・・・そこは少しイメージと違う企業の会議室。

万年筆=クラッシックなホテルのバンケットルームのような部屋を勝手に想像していましたが、とてもモダンでアート作品や家具もおしゃれな感じ。オーナーのセンスをいい意味で裏切られました。

この会のメンバーになるには会員全員の賛同を得る必要があり

ここ5年は新しいメンバーの入会はないとのこと。

そんなアジアの秘密結社のような集まりに、今回メンバーの一人に特別に招待いただいた。 

そんな集いへの装いに、できたてほやほや、今回の出張直前に間に合ったアルト+ノイ最新作のペン先型ピンバッジをジレのポケットにつけて参加してきました。

このピンバッジはイギリスのアンティークの未使用のペン先をアクセサリーに仕上げたもの。今回の出張でもとても好評でした。

さて、肝心の「集い」の様子は・・・・

日本では特別なイベントでもない限りお目にかかれない

逸品が、ゾロゾロ🙂

限定品やヴィンテージ・・海外の高級筆記具専門店や専門誌でも滅多に見ることのできない貴重・希少な万年筆がいっぱい!

一部を除いて、結構普段使いしているようで、彼ら曰く「今回持ってきてるのは、コレクションの1%かな笑」と。

お互い「君のは0.1%じゃないか?」なんて言い合いながら・・・私などの常識人からしたら、変態の集まりのような感じ。

ペン先にもこだわりがあったり・・・

漆、蒔絵などもオリジナルな自分だけのモノを求めて、直接日本の作家さんの工房まで行ってオーダーしている強者も。

日本に観光のついでに専門店に行って、自分のお眼鏡に叶うモノを購入する時代から、お店を飛び越えて、直接作り手とつながる。・・もうそんな時代に突入しているのかもしれない。

なんせ、彼らは明確に自分が「欲しい」モノのイメージがあり、それを見つける手立てを知っている。ネットを駆使して、SNSを通して情報を集めて、サッと行動する。

そこには言葉の壁を感じることも抵抗もないようだ。

世界は急速に小さくなってる。特にコレクターを取り巻く環境は激変。だからこそ、自分の集めるブランド、形状、色、特徴をはっきり決めて、さらにとんがったものを探す旅にでる。

そして・・・同じ趣味を持った人たちと情報交換&コミュニケーション。

その時の笑顔がなんとも・・いい😏

いい大人が、子供に戻れる瞬間。そんな時間が流れていて心地いい。

 

最後は隣の部屋に移動して・・

みんなで記念撮影。

特別な仲間との特別な時間に招待いただき感謝です。

貴重な体験、ありがとうございました!

多謝😏