
「饕餮」の意匠を台北の街で見かけた時に教えてもらった伝え話が始まりの
ラッキードラゴン・コレクション。
全てを食べ尽くす魔物はその貪欲さで災いや悪運も食べてしまう。
そんな厄介者だった饕餮を人々はやがて魔除けとして身近におくようになる。
魔物なのに・・なぜか愛らしい。
実は、このキャップの饕餮の顔、ワックス・シーリングとして手紙などの封印に
使えるのです。
実際にシーリングとして試してみたのが、こちら↑
思いを込めて、この万年筆で書いた手紙を「饕餮」で封印して
幸運を呼び込む・・・
なんて使い方もいいかもしれません。
そして、キャップや尻軸に採用した真鍮は、空気に触れ時間とともに
表情を変える素材。使い込むほどに味のある色に変わっていく。
そんなところも・・愛らしい。
晴れて・・曇って・・・
暖かくなって・・肌寒くなる
春の気まぐれの空と真鍮の柔らかい色合いと
そんなGW2日目のインクは「浅葱」にしてみました。
桜の花びらも散って、新緑の季節を待つ間のつかの間の空の下
少しだけ自分へのご褒美タイムに。